サラ・ブライトマン、ロング・セラーまっしぐら!

あー、最近外に出ると寒い・・・。
冬は嫌いです。
でもウチの店の中は暑い・・・。
この温度差を何とかして欲しいです、
イチ郎です。
今週の当店の洋楽ベスト10です!

1位:サラ・ブライトマン/輝けるディーヴァ
2位:ジャミロクワイ/ハイ・タイムズ・シングルズ1992〜2006
3位:マイ・ケミカル・ロマンス/THE BLACK PARADE
            (輸入盤先行発売)
4位:オムニバス/DJ KAORI’S インミックス2
5位:エアロスミス/濃縮極極ベスト
6位:オムニバス/ビューティフル・ソングス
7位:オムニバス/グロッシー
8位:アイ・アム・ゴースト/ラヴァーズ・レクイエム
9位:ファーギー/プリンセス・ファーギー
10位:J.J.ケイル&エリック・クラプトンザ・ロード・トゥ・エスコンディード

今週のオススメは、僕が愛して止まないこの人のベスト!

HIGH TIMES : SINGLES 1992-2006(初回生産限定盤)(DVD付)

HIGH TIMES : SINGLES 1992-2006(初回生産限定盤)(DVD付)


毎度おなじみ“メディシンマン”ジャケ↑ キュート!!
90年代前半、ロンドンを中心に音楽シーンに
巻き起こったアシッド・ジャズ・ムーブメント。
そのムーブメントをブランニュー・ヘヴィーズ、インコグニート
などとともに牽引したジャミロクワイの14年に渡る
キャリア初のベストアルバム!!
僕の彼の音楽との出会いは10年ほど前・・・。
当時中学1年ぐらいの僕は、高校生だった姉が
「売れているから」という理由(たぶん)で調子に乗って
買ってきたジャミロクワイの3rdアルバム
「トラヴェリング・ウィズアウト・ムーヴィング」
(日本だけで140万枚セールス!!)でその存在を知りました。
スピッツの甘酸っぱい音楽を摂取しまくり、
センチメンタル・ジャーニー気取りだった僕は
姉のコンポのスピーカーから流れるファンク、ジャズ、
ソウル、ディスコなどを通過したグルーヴィーでオシャレな
サウンドと、彼の男の色気漂うスムース&セクシーな歌声に
「きっとこれは、夜遊びのお上手なお兄サマ、お姉サマが
聴く音楽なんだろう。」と子供じみた誤解とも言える
印象を受けたのを覚えています。そのせいもあってか、
しばらくはジャミ音楽からは遠ざかっていたんですが、
まずはロックにファンクを取り入れたレッチリ
そして19〜20歳ぐらい?からスティーヴィー・ワンダー
スライ・アンド・ザ・ファミリーストーン、
グラハム・セントラル・ステーションなど、70年代ソウル/ファンク
にハマってからは、その70年代ソウル/ファンクを
現代にアップデイトしたジャミロクワイの音楽の本当の
魅力に気付き、初めて出会ってからほぼ干支も一回り、
僕も彼の音楽を楽しめる立派な大人になりました!
今回のこのアルバム、14年という長いキャリアで初のベストとあって、
当然中身の濃ゆ〜い1枚になってまして、
93年のデビュー・アルバムから、ジャミ健在を世界に
知らしめた2005年発表の6作目までのアルバムから、
とびっきりファンキーでグルーヴィーな大ヒットシングルを
網羅しちゃってます!しかも新曲も2曲収録の全19曲!
(国内盤はボーナストラック入りで全20曲!)
しかもしかも従来のファンもうれしい2006年完全
リマスター仕様!アレンジも微妙に変わってたりします。
しかもしかもしかも国内盤の初回盤にはビデオクリップが
13曲も収録されたDVD付き!こりゃあ買いです。
それにしても、15年近く経つのに今だエッジを失っていない
サウンドはさすが。僕が立派な大人になったというのは
とんだ大ウソですが、このベストはほんとに名曲揃い!
彼の事を知らない10代の若い人達にもぜひ聴いて
もらいたいです。僕にとってのレッチリがそうだった
ように、スタイルは違えど、ファンクのリズム、グルーヴを
知るきっかけになってくれれば、と思います。
最近のポップスには、上っ面のメロディだけに気を
取られて、グルーヴを無視した曲が多すぎるので。
車の免許をお持ちのみなさん、素敵な夜のドライヴにも
最適ですよー。